「鮭節」に続く
新たなだしの開発
1789年(フランス革命の年)に創業した鎌田醤油。
「北海道 鮭節だし醤油」の原料となる「鮭節」の自社製造を目的に、北海道帯広市に進出しました。
そして1999年に誕生したのが、産卵した後の鮭を日本で初めて丸ごと節にした「まんま鮭節」です。
まんま鮭節の旨み成分は昆布と同じグルタミン酸です。
グルタミン酸は、イノシン酸やグアニル酸(かつお節や椎茸などの成分)を合わせることにより旨みを何倍にも高める相乗効果があることで知られています。
だし醤油のパイオニアとして、旨みを追求してきた当社は、きのこが含む豊富なグアニル酸にも着目し、北海道十勝できのこ栽培を始めることにしました。
そこで十勝の風土を最もいかせる「きのこ」は何だろうか?と考え抜いた結果、たどり着いた答えはマッシュルームでした。